依存症ビジネスに気をつけよ!

大量消費社会では、誰もがフィックス依存症に陥りかねません。フィックスとは、手っ取り早く気分をよくしてくれるもののことです。  

 こうしたフィックスを求めて止まない消費者をターゲットにして、いわゆる「依存症ビジネス」が横行しています。  

 ともかく依存症ビジネスは脳科学の知見まで投入し、消費者の「欲しい」という衝動や欲望をこれでもかという凄まじさで喚起し続けます。  

 代表的な「依存症ビジネス」が、ダイエットビジネスです。  

 業者のなかにはダイエットを望んでいる顧客に対して過剰な要求を迫り、とにかく肉体をフィックス漬けにしようとします。  

 まさに、人のコンプレックスを利用した金儲け主義の極致です。  

 うまくコンプレックスや嫉妬心を刺激し、リーズナブルとは言えない高額商品を次々と購入させようするのです。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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