「大迫半端ないって」は笑えて、泣けて、共感できる

 サッカー日本代表のFW大迫勇也選手を称賛する言葉で、「大迫半端ないって」が〝流行語〟になっています。  

 この言葉は2009年1月の全国高校サッカー選手権で、鹿児島城西高の大迫のプレーに驚がくした対戦相手の選手が敗戦後、大迫を泣きながら称賛した言葉です。そのときのVTRが、このところ連日のようにテレビ番組で放送されています。  

 あの言葉は、悔しさや悲しさから言葉を発することで笑いに昇華していっています。滝川二高の当時のサッカー部監督も、「俺、大迫に握手してもらったぞ」と誰も傷つけずに見事にフォローしていました。

 あれこそ笑えて、泣けて、共感できる言葉で素晴らしいものでした。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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