財務省の文書改竄が許されるならサラリーマンの領収書書き換えも許されるはず

 麻生太郎・副総理兼財務相は、森友学園での「公文書改竄(かいざん)」問題についてこう言い出しました。 


 「単に答弁に合わせて300カ所以上書き換えただけ、悪質なものではない」  

 何と、趣旨が変わっていないから改竄ではなく書き換えだという論法です。  

 そうであるなら飲食の領収書の金額を書き換えたが飲食した事実、つまり趣旨は変わっていないから金額の書き換えぐらいは悪質ではないということになってしまいます。  

 サラリーマンにとって、こうした論法が許されるなら〝朗報〟です。しかし、そうはなりません。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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