元TOKIOの山口達也は双極性障害のⅠ型?!

 強制わいせつ容疑で書類送検(不起訴処分)された元TOKIOの山口達也さんは、最終的にジャニーズ事務所を退所しています。  

 これまで、長らく〝躁鬱病〟と闘ってきたといいます。  

 正式には「双極性障害」という彼の〝躁鬱病〟は入院が必要になるほどの激しい躁状態を伴う「Ⅰ型」と、長い鬱期間と軽い躁状態を伴う「Ⅱ型」に分けられます。ただ、Ⅱ型が進行するとⅠ型になるというわけではありません。  

 なお日本人における躁鬱病患者の割合は、Ⅰ型とⅡ型合わせて1000人に4~7人とされています。  

 今年4月には歌手のマライア・キャリーさんが17年前から躁鬱病に苦しみ、最近治療を始めたことをカミングアウトしています。彼女の場合、鬱の期間が長いのに、気分が高揚する軽躁を伴うために病気がわかりにくかったⅡ型と診断されました。  

 この点、山口さんはⅠ型ではないかと言われています。  

 双極性障害の「躁状態のサイン」では、どんな言動が現われるのでしょうか?  厚生労働省のHPや専門家の見解などによると、たとえば以下のような言動が考えられます。 


〇睡眠欲求の減少  睡眠時間が普通よりも2時間以上少なくても平気になる

〇活動性の亢進   寝なくても元気で活動を続けられる 

〇誇大妄想     人の意見に耳を貸さない 

〇多弁       何かと話し続ける 

〇観念奔逸     次々にアイディアが出てくるがそれらを組み立てて最後までやり遂           げることができない 

〇自尊心の肥大   根拠のない自信に満ちあふれる 

〇浪費       買い物やギャンブルに莫大な金額をつぎ込む

〇社交性の増加   初対面の人にやたらと声をかける《社交性の増加》 

〇性欲の亢進    性的に奔放になる  

 普通の生活をしていても、誰しもが1つくらいは当てはまりそうです。ただ、これが3つ以上当てはまるようなら要注意とされています。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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