全国映画動員ランキングから見えてくる今の日本

 今の時代、日本ではどんな映画が観られているのでしょうか?  

 興行通信社の調べ(5月12、13日)によると、「全国映画動員ランキンのベスト10は以下のようになっています。


1位  『名探偵コナン ゼロの執行人』 

2位  『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

3位  『孤狼の血』 

4位  『ラプラスの魔女』 

5位  『さらば青春、されど青春。』

6位  『レディ・プレイヤー1』 

7位  『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ -拉麺大乱-』 

8位  『リメンバー・ミー』 

9位  『となりの怪物くん』  

10位 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星』  


 これを見ると、リアルな作品はほとんどありません。 

 映画は「見られてなんぼ」の世界でもあり、観客はリアルな作品を求めていないということでしょう。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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