最初からゴールを決めるな!

 多くの人は、何かに臨むとき「ゴールありき」の考え方で事を進めていきます。最初から目指すゴールがあり、そこから逆算するような感じで物事に取り組んでいます。  

 もちろん、最短ルートで目ざすゴールへたどり着くことは大切なことです。それがプロの仕事だと教育も受けてきました。  

 しかし、クリエーターとなると少々事情が違ってきます。  

 極端な話、最初からゴールなど設定せずに、とにかく走り出して「完成した」と感じたらそこで終了するのです。  

 つまり、目指すゴールは一つではなく、色々なゴールがあるということです。  

 たとえば何か問題があって予定通りの道筋をたどれなくなったとしても、新たに通ることになった道に違った面白いゴールが待っているかもしれないのです。  

 こう考えると、フッと肩の荷が下りるような気がするでしょう。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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