昭和世代への先祖返り

  就職希望者の人気企業ランキングが上位だから、優秀な人材が集まっているとはかぎらない。 

 なぜなら、ランキングが上位だということは「偏差値秀才」のレベルで安定志向の就職希望者の受けがいいということも意味しているから。 

 その思考は、安定を第一と考える「昭和世代」への先祖がえりのようなもの。

 今の時代、そうした人材は厳しい企業社会で淘汰されていくでしょう。

  ただ若いというだけでは通用しない時代が訪れており、企業は不況になると若さよりも即戦力をほしがるものです。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

0コメント

  • 1000 / 1000