不幸な人の考え方

 不幸な人は、自分を人生の犠牲者だと考えがち――。  

 出会った人を信用せず、心を開こうとしないので新しい出会いのチャンスも台無しにします。  

 人生の傍観者で、恵まれない環境から抜け出す道筋を見つけ出そうとしていません。いつも現状に不平不満があり、とにかく被害者意識が強いので人と比較して妬みや嫉み、憤り覚えているのです。なにかと過去を振り返るのが好きで、人生の厳しさばかりを語りたがるところがあります。  

 カリフォルニア大学リバーサイド校の心理学教授ソニア・リュボミアスキーは、心理学の専門誌『サイコロジー・トゥディ』でこう述べています。 

「私たちが幸福になれるかどうかの40%は、みずから変われるかどうかの能力にかかっている」  

 これが確かだとすると、だれにでも今の自分を変えることで幸福な人生を送っていく可能性があるということ。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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