手抜きの人生

 適当に生きる――。  

 木村秋則氏の著書『奇跡のリンゴ』を読むと、それまで木の生育に必要と思われていた草取りなどの手間の全てを排除し、無農薬無肥料の林檎を実らせています。  

 それと同じように、部下など他人を成長させるには、手をかけない「放牧」が良いのだといった意見があります。  

 そして自身は小さくまとまらず、我慢をやめて原生林のように生きようとするのです。  

 あえて手を抜いてみると多くのことが楽になり、初めて世間の人の優しさに気づくことができるというのです。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

0コメント

  • 1000 / 1000