成功をつかむ人とつかめない人の違い

 自分の将来の姿をイメージできるのは、頭がいい証拠です。ただ、頭がいいからといって成功できるとはかぎりません。頭がいい人でも、成功する人と失敗する人がいます。  

 では両者の決定的な違いは、どこから生まれてくるのでしょうか?  

 学生なら、ふつう学業成績がいいと周りから頭がいいと見なされます。ところが、社会人になると仕事で成果を上げていないと「できる人」とは見なされません。  

 たとえ東大卒であろうと、いくら知識やスキル、ノウハウが豊富であっても実際に成果を上げていないと周りは「できる人」と評価してくれないのです。そうした成果を上げるには、何かに挑戦していくしかありません。  

 ただ、これといった自信がない人は、新しいことに挑戦するにしても何かと不安があって気後れしてしまいがち。

 その点、成功する人は不安があっても新しいことに果敢に挑戦しています。なぜなら何事もアクションを起こさないと、そもそも成果なんて出てこないことをわかっているからです。

 あなたが今のところ「できる人」ではないとしたら、とりあえず何らかの成果を上げるために目の前の仕事に全力で取り組んでみることです。

 しかも、圧倒的な量をこなすことが自分の心を鍛えることにも繋がり、やがて「量」が「質」に変わっていくときが必ずやってくるでしょう。 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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