恋愛の賞味期限は3,4年

 恋愛期間が長引くと、やがて相手にドキドキしなくなってきます。

 交際を始めたころは会うだけでもドキドキ、ワクワクしていたのに、今ではサッパリというカップルも多いのではないでしょうか?

 では、なぜ出会ったころの新鮮な気持ちは失われてしまうのでしょうか?

 ふつう恋に落ちると、脳内からフェニルエチルアミン(PEA)という興奮作用のある神経伝達物質が放出されます。PEAが放出されると気分が高揚し、一種の陶酔状態に陥るとされています。

 さらに、意識を集中させるドーパミンの働などもあってハイな状態になるのです。このように、脳内から興奮する物質が出てくる状態が恋愛でドキドキ、ワクワクする大ざっぱな仕組みです。

 しかし、情熱的な恋もやがて終わりを向かえます。

 脳内の興奮作用のある神経伝達物質は、同じ相手と交際して3、4年ほど経つと徐々に放出量が低下して陶酔状態が続かなくなってくるのです。

 恋に落ちるのは一種の興奮状態だから、いつまでもその状態を保っていられなくなるわけ。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

0コメント

  • 1000 / 1000