金儲けの鉄則はメンタルブロックを外すこと


 ミダス・タッチとは、どんな事業でも儲かるビジネスに変える能力のことです。  

 この言葉は、フリュギアのミダス王が手にするものすべてを黄金に変える能力を神に求めたことに由来します。  

 コロナ過でも、世界的に〝歯止めのない金融緩和〟が続けられています。  

 だから、コロナ禍の今こそ資産形成のチャンスという声もあります。 

「お金は汚い」という思いは、メンタルブロックの典型的なものです。  

 これが投資に臨むとき、「しょせんムリな行為だ」という思考に繋がります。  

 儲けたいなら、それを外すことです。  

 コロナ禍の今、若い世代の株投資が増加しているといいます。  

 ともかく使うのは頭で、体力ではありません。  

 実際にあった株好きな亭主関白の夫と、専業主婦の妻の会話を紹介します。

 「なぜタピオカが流行っているのに、神戸物産の株が買いだと言わないんだ」 

「ごめんなさい」  

「なぜ主婦の間でワークマンが流行っているというのに、ワークマの株を買いなさいよと言わないんだ」 「ごめんなさい!」 

「なぜコロナ禍で子どもたちがゲームやっているというのに、任天堂の株が買いよと言わないんだ」 「ごめんなんさい」  

 金儲けとは、ある意味、この夫のように何かに突き抜けていなくてはならないということでしょう。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

0コメント

  • 1000 / 1000